「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」は、半分当たりで半分ハズレだ。
こんにちは。24カクです。
「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」という言葉があります。
生まれて来てくれた喜び、無性に湧き上がる愛情、見ていても可愛くて仕方のない表情。そんな大きな幸福感を親に与えてくれる小さな子は、3歳までに既に一生分の親孝行をしている。こんな意味と理解しています。
じゃあ、なんで「3歳まで」なんだろう?
ネットでいくつか調べてみると、3歳を超えると自我が芽生えて親に反抗してくるから、というのが「3歳」というラインの一つの背景みたいです。
いくつになっても子供は可愛い
うちにはまだ小さな娘が1人いて、「3歳」という年齢はとっくに過ぎたものの、3歳までの日々はもちろん、小学生になった今でも変わらず可愛いと思ってます。
もちろん、自我は十分に芽生えているし、親の言うことは聞かない、品の良くない言葉を掛けてくるなんてことは日常茶飯事。でも、そんな些細なことを補って余りあるほど可愛い姿をこれでもかと見せてくれる。
その日に学校であったことを一生懸命話してくれるその表情や、しょーもないことにも腹を抱えて笑う姿、習い事に懸命に取り組む姿、親に必死に抵抗する姿。
そんな全てがめちゃくちゃ可愛い、と今でも素直に思える。
そして、ぼくが娘に抱くこの感情は彼女が何歳になってもきっと変わらずそこにあるものだと最近思う。
ぼくの場合は、小さな娘とどっぷり過ごせる時間を確保したいという理由だけで転職した背景もあり、平日一緒に晩ご飯を食べたり、寝る前に遊んだり、土日になれば朝から晩まで丸一日娘と一緒に過ごせる時間そのものが本当に貴重なものだと感じる。
子供と一緒にいられるそんな幸せな時間に、「家族」というものの意味や意義を感じ取ることが出来る。
だから、「3歳まで」じゃない
これまで娘の子育てに(部分的ながらも)携わってみて、「自分より大切な存在ってこの世界にいるんだ」という大きな気付き。
「未来を拓く」というのは、小さな子供が自分の好きや嫌いや楽しい面白くないを日々ストレートに表現して生きる、このことを言うんだという大きな気付き。
そんな大切なことはいつも子供が教えてくれる。
人生で本当に大切なことはいつも子供が教えてくれる。
子供のことをしっかりと見つめてどっぷりと何でも受け入れてあげる限り、子供はいつも大切な気付きを親に与えてくれるんだと思っている。
そして、それは決して「3歳まで」ではないだろうと思う。
だから、
「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」は、半分当たりで半分ハズレだ
と思う。